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ICF(国際生活機能分類)

人間の生活機能と障害の分類法として、2001年に世界保健機関(WHO)で採択されました。マイナス面を分類したICIDH(国際障害分類)対し、ICFは生活機能というプラス面から分類しています。

  • 健康状態:病気・変調・障害
  • 生活機能
    1. 心身機能・身体構造:身体や精神のはたらき
      例)上肢の状態、認知力、意欲
    2. 活動:個人の課題や行為の実行
      例)車いすなどの移動手段、食事をする、掃除をする
    3. 参加:生活・人生場面へのかかわり
      例)外出、趣味、家庭での役割を果たす
  • 背景因子
    1. 環境因子:物的・人的・社会環境
      例)福祉用具、住環境、家族の支援、制度
    2. 個人因子:年齢、性別、価値観
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問題文

Dさん(42歳、男性)は、営業の仕事をしていた。休日に趣味のサイクリングの最中、交通事故に遭った。脊髄を損傷し、対麻痺の状態になり、車いすで移動する生活になった。
Dさんに関する次の記述のうち、ICF(International Classification of Functioning,Disability and Health:国際生活機能分類)における「心身機能・身体構造」と「活動」の関係を示すものとして、適切なものを1つ選びなさい。

( 2015年 介護の基本 より出題 )
  • (1)移動に車いすを使う生活になり、退職することになった。
  • (2)上肢は自由に動かせる状態であり、車いすで移動できるようになった。
  • (3)玄関の周りをバリアフリーにすることで、一人で外出できるようになった。
  • (4)サイクリングの楽しさを忘れられず、車いすマラソンに取り組む準備を始めた。
  • (5)脊髄損傷のために、排尿のコントロールが困難になった。