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着衣失行

遂行機能障害のほかに、着替えが出来なくなる状態に「失行」があります。失行とは、身体の機能には障害がないにもかかわらず、日常の簡単な事が出来なくなる状態をいいます。失行の種類は、いくつかありますが、ここでは着衣失行をを紹介します。

■着衣失行
衣服を着ることができない状態です。
例えば、「袖に頭を通そうとする」「衣服の上下が分からない」などの状態です。
着衣失行の対応は、着やすい衣服の選択、左右、上下、前後など分からない箇所に印をつける、繰り返し練習する、指導方法の統一などがあります。
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問題文

〔事 例〕
Jさん(56歳、男性)は、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で、左片麻痺(ひだりかたまひ)と高次脳機能障害(higher brain dysfunction)があるために、障害者支援施設に入所して、車いすでの生活をしている。Jさんは、現在の施設に作業活動がないことを不満に思っていて、たびたび、妻に「職業訓練や収入を得ることが目的ではなく、のんびりと楽しみながら作業がしたい」と話している。妻はどうしたらよいのか分からず介護福祉職に相談した。介護福祉職は、Jさんが利用できるプログラムについて検討した。その結果、Jさんに合った創作的活動を取り入れたプログラムを実施することになった。


Jさんは昼食の時に上着を汚したので、居室で着替えようとしていた。Jさんは、上着を手にしたまま、どうすればよいのか分からなくなった。
このときのJさんへの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

( 2016年 総合問題 より出題 )
  • (1)着替えていないことを注意する。
  • (2)着替えるまで待つ。
  • (3)着替えができない理由を聞く。
  • (4)着替えの動作のきっかけをつくる。
  • (5)着替えの手順を細かく指示する。